ハンガリーの3月1日現在のコロナ・ウイルス感染者数等(在ブダペスト盛田常夫元法政大学教授からの情報)

盛田元教授から、表題の情報を頂きましたので、お知らせします。
1、ヨーロッパのコロナ状況は、第3波に入ったと言われています。ハンガリーでも、一時期の低減傾向から、再び感染者の上昇が始まっています。幸い、死者の数に大きな変動はありませんが、感染者の数が、ここに来て、急激に増えています。

2,3月1日の報告では、1日の新規感染者数が4,326人、死亡者が84名(累計15,058人)、病院で治療を受けている患者が5,679人、人工呼吸器装置の患者が、537人となっています。ハンガリーの人口は、ほぼ東京と同じで、日本の人口の10分の1という比較で考えると、相対的に、かなりの数だと言えます。

3、ハンガリー政府は、ワクチン接種が進まないとの状況は、変化しないとしており、中国ワクチン接種のキャンペーンを始めています。すでに、今週から中国ワクチンの接種が始まっています。ただし、接種はインターネットで登録人たちだけに行われ、現在の登録数は、300万人には、到達しないと思われています。そのため、オルバーン首相や、大統領が積極的に、中国ワクチンの接種を受け、国民に接種を受けるように、アピールしています。しかし、接種に慎重な人々が多く、特に中国ワクチンには、懐疑的な人が多いのが、現状です。政府は、「左翼が中国ワクチン反対のキャンペーンを張って、国民の命を犠牲にしている」と、国営テレビで連日、野党=左翼という図式で、攻撃しています。基本的にワクチンの種類を選択することは、できません。もし中国ワクチンの接種を断った場合には、順番待ちの最終尾に回されることになります。ただし、65歳以上の基礎疾患のある高齢者には、Pfizerワクチンを打つという暗黙のルールがあるようです。

4、ハンガリーの体制転換から、30年を経て、社会主義時代から続いてきた医師や看護師へのチップが、廃止されることは歓迎されるべきことですが、他方で、医師の兼業が厳しく制限されるので、多くの医師や、看護師が公的病院を離れるのではないかと、危惧されています。コロナ禍の中、ハンガリーは、難しい時代を迎えています。

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